バルセロナ市内におけるアパート(Piso-ピソ)を探す際には地区(Barrio-バリオ)によって値段が大きく違います。バルセロナには大きく分けて10の地区があり、地区によって古い建物から新しい建物までまったく違います。
スペインは2009年から経済危機に入り、ピソの賃貸の値段も下がると予測されていましたが、契約年数などの条件が変更されたりしただけで、結局賃貸の値段も売買の値段も大きく変わっておりません。
日本人が比較的多く住まれている地区は日本領事館の近辺のサリア地区とレスコルツ地区です。この地域は緑も多く、日本人学校に行くためのバス停もある他、多くの学校があります。またショッピングモールや、スーパーも多くあるため、初めて来られた日本人の方に生活しやすい場所です。
弊社は皆様のために、物件探し・契約関連手続きの代行・物件購入後の管理・物件を賃貸する場合、その契約の仲介を行う等、あらゆる不動産のお手続きにつき万全のサポートを行い、皆様に安心してバルセロナで生活ができるようにお手伝い致します。
弊社のスタッフは、スペイン人と日本人で、 経験をもとに皆様の御希望を実現したいと考えております。まだ探していらっしゃる段階でも結構ですので、お気軽にご相談下さい。
尚、現在バルセロナにアパートをお持ちで賃貸されたい方々のサポートも行なっております。合わせてご相談下さい。
長期賃貸物件は1年以上の滞在用貸しアパート(ピソ)のこととします。
探すときの注意点
短期間でご希望の物件を見つけるために、絶対これだけは譲れない条件の優先順位をつけておきましょう。
探す前の準備
物件の特徴として、優先順位を3項目ほど具体的に決めておいて下さい。
賃貸の予算
地区
部屋数
エレベーター
家具付
駐車場
交通の便
暖房や冷房のタイプ
管理人
日本人学校バス停からの距離 (駐在のご家族の方)
その他
大家さんからの質問事項
おおよその契約期間
借家人は会社か個人か
子供の人数・年齢
保証人・保証金・会社側の保証
銀行の保証
契約金と保証金
賃貸物件の大家さんにより、契約時に求められる条件は各々違います。基本的に大家さんには家具付きなら二ヶ月分の保証金と一ヶ月分の前払い家賃が必要になります。
在バルセロナの会社様の保障がない場合以下が必要となる場合が多いです。
1. 銀行保証
2. 日本の両親の保証
3. 多めに保証金を支払う
(1)~(3)の組み合わせ、もしくは一つにより成立しております。
不動産仲介手数料
1. 不動産自社直接契約物件の場合 : 12ヶ月分の家賃の10% + IVA(付加価値税)
2. 不動産の直接物件ではない場合 : (手数料 + オーナ様専属の不動産手数料)
契約時の注意
入居時の状況確認は、汚れ・破損全て記入し、家具の傷、電化製品・トイレ・蛇口等、水周り及び電気周りの検査をして確認します。その時に写真をとっておくことをお勧めします。その時に確認できた問題点は、基本的に一ヶ月以内に修理、改善する義務が家主側にあります。また、その場で見つけられなかった破損などは、入居後1ヶ月以内であれば、書面で申し立てすることができます。
弊社では、入居時、退去時の状況確認と交渉し、仲介役として公正な立場から、保証金返還のアドバイスをする努力をしています。
入居後の注意
鍵をもらった時から(契約時以降)アパート内の責任は、アパートを借りた方になります。アパートの契約時には、必ず住宅保険に加入しておきましょう(火災・水災等含み、全体をカバーする保険への加入が法律により義務付けられております)。入居中は、通常の使用による汚れ以外はつけない様に、清潔に使いましょう。もし何かを壊してしまったら、早めに修理しておくと安心です。
退去時の保証金(敷金)は光熱費の清算と修繕費が引かれて返金されます。入居中はアパートを綺麗に使うことを心がけ、アパートを返却する際には問題がないようにしておきます。
各種手続きに必要な基本の契約書を正しく行いましょう。(電気、水道、電話、住民票など)
退去時の注意点
できれば、早くの通知、最低2ヶ月以上前に通知を行ってください。家具付きの場合、1ヶ月前の通知でよい場合もありますので、契約書をよくご確認ください。退去時の状況確認の前に洗剤等を使用しきれいに清掃を行ってください。
清潔感を与えて、通常の使用による汚れ以外はないという状態にすると、保証金(敷金)の返還率があがります。
電気・電話、インターネット回線などの停止手続きを早めに行いましょう。